バレンタインデー★カカオとチョコレート

バレンタインシーズンは、チョコレート好きにはたまらない季節。 世界中から、ありとあらゆるチョコレートが日本に集合。 普段、手に入らないチョコレートが入手できるとあって、デパートのチョコレートとコーナーは大人気です。
以前は、かなりのchocolate loverで、SNS映えする、華やかで美味しい、海外の有名ショコラティエの商品をかなり購入していました。
今もチョコレートは好きですが、購入するのは、bean to bar(ビーントゥーバー)です。
初めて、bean to barに出会ったのは、海外で開催されるオーガニックの展示会。
オーガニック栽培されたカカオ高含有率のチョコレートは、酸味、苦味、甘味、香りが、産地によって、これほど違うものかと驚きました。 bean to barのイメージは、自家焙煎のcoffee。 原料のカカオ豆から、板チョコレートになるまでの全工程(カカオ豆の選別・焙煎・皮むき・摩砕・コンチング・テンパリング・成形)を自社工房で行うことです。 日本でも、コーヒー豆を産地で選ぶように、チョコレートも原料のカカオ豆やカカオ含有率で選べるようになったのは、とても嬉しいです。
チョコレートの原料は、カカオ(学名:Theobroma cacao)
Theobroma「テオブローマ」は、神の食べ物という意味です。
マヤ文明、アステカ文明では、カカオ豆をホットチョコレートとして飲んでいました。 それは、嗜好品ではなく、薬としてスパイスを加え飲まれています。
今のような、ココア飲料が生まれたのは1828年。
オランダのバンホーテンが、ココアパウダーを開発したのが始まりです。 1868年、アンリネスレが粉ミルクを発明し、1875年に、粉ミルクを加えたミルクチョコレートが誕生しました。
チョコレートは食べるものですが、飲むものだと知ったのは、フランスでの朝食。
宿泊したホテルで、「飲み物は、カフェオレ、コーヒー、紅茶、ショコラショー。何が良いですか?」と聞かれて、ショコラショー(ホットチョコレート)を選びました。
出てきたショコラショーの美味しいことと言ったら!寒い季節に、身体がとてもあたたまる、まさに幸せな朝食。それ以来、フランスでは、毎朝の飲み物がホットチョコレートになりました。
映画の中でも、ホットチョコレートは印象的な場面に出てきます。
「ショコラ」では、ジョニー・デップ演じるジプシー・ルーは、チリが入ったショコラ・ショーが大好き。「ホリデイ」では、ジュード・ロウ演じるシングルファーザーのグラハムが、マシュマロが入ったホットココアを作り、小さい2人の娘とキャメロン・ディアス演じる恋人のアマンダとの初対面の場をなごませる役割をしています。

■チョコレートの美容効果 チョコレートの原料であるカカオには抗酸化物質が含まれています。 抗酸化物質とはカラダを元気で若々しさを保つために重要な栄養素。 お肌の老化やトラブルを防ぐために欠かせません。 チョコレートの効果はカカオの含有量に比例しているので、カカオの%が高いダークチョコレートがオススメです。
■苦み成分テオブロミン カカオにはテオブロミンと呼ばれる成分が含まれています。 体温を上昇させる働きを持っているので、寒い朝の飲み物としてオススメです。 また集中力を高めるといった効果もあるとか。

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